20世紀の初め、のちに神戸屋を創業する若者が、
神戸の外国人が食べるパンを初めて目にした時、
それはとてつもなく新しく、
未知の可能性に満ちたものとして映ったに違いありません。
やがて神戸屋は日本のパン産業の発展を牽引し、
それまで馴染みのなかったパンを
日本の食文化に根づかせる一翼を担いました。
新しいものへの限りない好奇心や未知に挑戦する意志こそ、
神戸屋をつくってきた原動力といえます。
神戸屋がさらに輝いていくために大切なのは、
単に規模を大きくすることでも、
生産の効率を上げることでもありません。
もちろん形だけの伝統を守り続けることでもありません。
変化を恐れず、新しい挑戦をすること。
遊び心と創造力で、お客様の心まで満たせる提案をすること。
自社だけでなく、社会の発展を考えること。
それは神戸屋が新たな姿へと生まれ変わりながら、
創業以来の神戸屋らしさを
あらためて胸に刻むことを意味します。
神戸屋は常識にとらわれることなく、
パンという枠を超え、多様な食文化の創造に挑戦し、
お客様においしさと感動を届ける存在となります。
そうすることで初めて食の新しい「あたりまえ」をつくり、
お客様一人ひとりの生活の質を高めることができる。
それこそが神戸屋の未来への志であり、
私たちが存在する意義となるのです。