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神戸屋の技術の粋を集めた まるい食パン。「円熟」はこうして生まれた

神戸屋が誇る食パンの代名詞といえば
「もちふわ 匠の逸品」。
それに匹敵する神戸屋の次世代の顔を
生み出すためにスタートしたのが、
今回ご紹介する「円熟」プロジェクトです。
食パン=四角いものという既成概念を覆し、
2014年9月に誕生した「円熟」は
その名の通り"まるい食パン"。
なぜこの形にたどり着いたのか、
開発の苦労やそれをいかにして乗り越えたのか、
発売から3年目を迎えても今なお進化する
「円熟」の誕生秘話に迫ります。

斎藤 健二 企画開発本部 商品開発部/部長

どこから食べてもおいしい
食パンをつくりたい。
これが開発の原点

四角くてあたり前と思われている食パンですが、実はこの形には一つ難点がありました。四角いパンを焼くための四角い食型はどうしても底辺に圧力がかかり、焼き上がったパンがそこだけ硬くなってしまうのです。「どこから食べてもおいしい食パンをつくりたい」。私たちはそう考え、まったく新しい形のパンを模索します。その大きなヒントになったのが、神戸屋レストランで提供しているバイツェンブロートです。半円状のゆりかご型の食型で焼き上げられたパンは、発酵中も焼成中も重力をバランスよく分散できるので火通りが良く、食感はふんわり、しっとり仕上がります。しかし、ゆりかご型の食型を使うには職人による"手丸め"という作業が必須。現在の食パンづくりの主流である自動化された製造方法は適用できませんでした。「円熟」をつくるすべての工場で均一の品質を保つため、その製造に携わるすべての人材の技術を同等レベルに高めること。私たちはまず工場での「手づくり」プロジェクトをスタートしたのです。

"手丸め"というハードルを越え、
ついに「円熟」の量産化を実現

2014年9月の発売に間に合わせるためには、パンにとって最も過酷な真夏に教育研修、試作を成功させねばならず、かなりの苦労が伴いました。というのも、私たちの主要お取引先である量販店様の棚割は3月と9月と決まっており、その時期に新商品を投入するのが業界のセオリー。是が非でもこのタイミングを逃すわけにはいかなかったのです。本社に各工場のスタッフを集めての研修、商品開発部メンバーが現地訪問しての指導、試作、量販店バイヤー様へのサンプル提供などを繰り返しながら着々と開発は進み、遂に量産当日を迎えます。神戸屋の社運を賭けた、といっても過言ではない商品ですから、現場はいつもとはまったく違う雰囲気に。緊張感が最高潮に達するなか、焼き上がって型から外された「円熟」を目にした時、「よし、これが始まりだ!」と感じた熱い思いを私は生涯忘れることはないでしょう。

消費者の声をヒントに、
よりおいしく健康に。
「円熟」はまだまだ成長中

全国紙や業界紙で取り上げられ、鳴り物入りでスーパー様店頭を飾った「円熟」ですが、最初はその形と色合いから食パンとは認めてもらえず、少し離れたバラエティブレッドの棚に並べられたこともありました。そんな苦境を乗り越えようと、私たち商品開発メンバーも率先して試食販売を行ったのですが、その時にお客様からいただいた生の声がリニューアルや現在のラインナップにも大きく影響しています。「おいしいわね」という評価とともに、よく聞かれたのが「値段が少し高いのでは」「大きさが少し小さいのでは」というお声。当初は小麦ふすまを使っていたのを翌年にはより食物繊維の多い全粒粉入りへとリニューアルを決めたのも、小さくても食パンより栄養価が高く、カロリーが低いという「円熟」のメリットをより訴求するためでした。現在はリニューアルと同時に発売された五穀、くるみ&レーズンを含めた3種類が「円熟」シリーズとして店頭を彩っていますが、今後もより魅力的なパンを目指し、さらなる進化を模索中。「円熟」は押しも押されもせぬ神戸屋の顔として、これからもまだまだ成長するでしょう。

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