「東洋一のパン工場」福島工場竣工
 

 

地上三階建、地下室付きの大規模パン工場が完成したのは、昭和8年3月31日。このマンモス工場の出現は、国内はもとより海外からも注目を浴び、当時のアメリカ業界紙「ベーカーズ・ウイークリー」にも紹介されました。

新工場は、「日本のパン四百年史」によると、「この工場は近代的な流れ作業式の三階建工場であり(中略)、自動運行オーブンに配するに十八袋捏の大型混合機(ミキサー)と十二袋混合機をもってした堂々たるもので、これに分割−丸め−成型の機械設備が付属しており、完備した冷却場と包装場もあった」との記述があり、急速なパン需要の拡大に応える当時最新鋭のパン工場して、パン食文化の発展に寄与しました。


        ※写真は、アメリカ業界紙「ベーカーズ・ウイークリー」による取材時の様子(左)と、福島工場完成のカット図(右)、

   

及び昭和昭和10年頃の包装紙の一部(下)。
   
 
 

         参考資料:「おかげさまで50年」((発行人 桐山輝彦(1969年))

                「パンひとすじ−桐山利三郎伝」(発行人 桐山輝彦(1977年))
 

                「日本のパン四百年史」(発行人 柴田米作(1956年) )